令和8年9月版|川崎市・上下水道局の建設工事
川崎市の入札で、
ISO取得を強みに。
川崎市が総合評価方式で発注する建設工事では、現行の実施要綱上、ISO9001またはISO14001が必須評価項目です。主観評価項目制度では、対象・申請要件を満たす場合にそれぞれ10点の対象になります。
ISO9001またはISO14001を取得している場合
ISO9001で10点+ISO14001で10点
※上記は制度上の評価点です。総合評価の実際の加算点は案件ごとの配点により換算されます。
総合評価では9001・14001のどちらか一つで0.5点。両方でも1.0点にはなりません。
入札参加資格等に使う主観評価項目制度では、登録要件を満たすと9001・14001が各10点、合計20点です。
ISO取得後は登録手続も重要。取得しただけで自動的に評価されるとは限りません。
ISO9001「または」ISO14001で0.5点
価格だけでなく、施工実績・技術者・企業の信頼性などを合わせて落札者を決める方式です。ISOの取得状況は「企業の信頼性・社会性」の必須評価項目に位置づけられています。
ISO9001とISO14001は別々に10点
川崎市の工事請負有資格業者を対象とする主観評価項目では、申請・認定要件を満たす場合、ISO9001が10点、ISO14001またはエコアクション21が10点です。主観評価項目や合計点が、一般競争入札の参加資格に使われることがあります。
Certification policy
制度上の違いと、当社の支援方針
「どちらも同じ点」ではありません。総合評価と主観評価で扱いが異なります。当社は運用の一体化と主観評価の両項目を見据え、9001・14001の同時取得を原則として支援します。
| 認証 | 総合評価落札方式 | 主観評価項目 | 判断の目安 |
|---|---|---|---|
| ISO9001 | 対象:0.5点 9001または14001 | 10点 | 品質管理、工事・業務プロセスの標準化を重視する企業 |
| ISO14001 | 対象:0.5点 9001または14001 | 10点 | 環境対応と入札評価を両立したい企業 |
| 9001+14001 | 0.5点 この項目は加算されない | 合計20点 | 主観評価点も積み上げ、統合運用したい企業 |
| エコアクション21 | 対象外 | 10点 14001と同じ項目 | 主観評価のみを目的に検討する場合。ただし総合評価のISO項目には使えません |
※川崎市の令和8年8月21日施行の総合評価一般競争入札実施要綱、および主観評価項目制度実施要綱・要領に基づく整理です。
当社は原則として9001・14001同時取得を支援します
二つの仕組みを統合して整備し、取得後も一体で運用できる形を基本とします。すでに一方を取得済みなど、個別事情がある場合に限り単独取得もご相談ください。
Evidence from actual tenders
令和8年度の実案件でも評価項目を確認できます
川崎市が公表した発注情報・評価調書に基づき、案件名・契約番号・評価項目を当社が独自に要約しています。
高津区保育・子育て総合支援センター新築工事
落札者決定基準に「ISOの取得状況」0.5点を設定。入札参加者への採点でも0.5点が確認できます。
川崎市の評価調書を見る渡田ポンプ場改築土木その5工事
総合評価の必須項目として「ISOの取得状況」0.5点を設定し、実際の評価にも反映されています。
川崎市の評価調書を見る都町地区ほか下水枝線第4号工事
入札参加資格に、令和7・8年度の主観評価項目合計点「60点以上」を設定。ISO各10点は制度上その合計に含まれますが、この案件でISOが参加・落札の決定要因だったことを示すものではありません。
川崎市の発注情報を見る案件ごとに評価項目・配点・参加条件は異なります。上記は公開資料から確認できる例であり、川崎市との提携・推奨や将来の案件・落札を保証するものではありません。資料の画像・表組みは転載せず、原資料へリンクしています。
How the 0.5 works
「0.5点」の効き方は、案件ごとに変わります
総合評価では、評価項目の得点をそのまま価格と比較するのではなく、案件ごとの設定加算点に換算します。
例えば、配点合計17.5点・設定加算点20点の案件なら、ISOの0.5点は技術評価点に約0.5714点寄与します。小さく見える点でも、入札価格が近い競争では結果に影響する可能性があります。
※計算例:0.5 ÷ 17.5 × 20 = 約0.5714。実際の落札は価格と他の全評価項目を含めて決まります。
Before certification
取得前に、ここまで確認します
認証を取ったのに入札で使えない、維持が重荷になる、といった事態を避けるための確認です。
対象案件と発注局
財政局契約案件か上下水道局案件か、過去に参加した工事と今後狙う案件を確認します。
業者区分と登録状況
市内・準市内・市外の区分、現在の主観評価項目と合計点を整理します。
認証する事業所と範囲
本社、委任先、市内営業所のどこを認証範囲に含めるかを、事業実態に合わせて検討します。
取得後の登録・提出
有効期限内の登録証、主観評価項目への申請、案件ごとの誓約書・資料提出まで見落とさないよう確認します。
Our support
9001・14001の同時取得を、取得後まで支援します
両規格を一体で整備することで、審査のためだけの文書を増やさず、普段の工事・営業・総務の仕事で続けられる仕組みを一緒に整えます。単独取得は個別事情に応じてご相談を承ります。
無料相談
参加案件と現在の評価状況を確認し、取得目的を整理。
現状確認・計画
人数、業務、拠点、既存書類を確認して取得計画を作成。
仕組み・文書整備
業務に合うルール、マニュアル、様式、記録を整備。
監査・審査準備
教育、内部監査、マネジメントレビュー、審査対応を支援。
取得後の維持
定期支援と改善で、形骸化や担当者への集中を防止。
Cloud-based continuity
担当者が変わっても、ISO運用を止めない。
取得後の文書・記録をクラウドで一元管理。担当者の退職や異動など急な変更があっても、書類が散逸せず、引継ぎと維持運用を進めやすい体制をつくります。
※維持管理には、当社のクラウドシステム「C-ALPHA」を使用します。システム名ではなく、運用が止まらない仕組みづくりを重視しています。
Frequently asked questions
よくあるご質問
川崎市の入札加点を目的にISOを検討する際の、よくある疑問です。
ISO9001とISO14001の両方を取ると、総合評価は1.0点ですか?
いいえ。総合評価落札方式では「ISO9001又は14001の取得状況」が一つの評価項目で、有りの場合は0.5点です。両方取得しても、この項目は原則0.5点です。一方、入札参加資格などに利用される「主観評価項目制度」では、ISO9001とISO14001が別項目として各10点となり、両方を登録すると合計20点です。この20点は、総合評価落札方式の0.5点に加算されるものではありません。
エコアクション21でも総合評価の0.5点になりますか?
なりません。主観評価項目では「ISO14001又はエコアクション21」が10点の対象ですが、総合評価落札方式のISO取得状況では、エコアクション21は評価基準を満たさないと明記されています。
ISO認証を取得すれば、自動的に加点されますか?
取得後に主観評価項目へ登録し、案件で指定された資料を提出する必要があります。認証範囲や事業所も確認対象です。市内・準市内業者と市外業者では扱いが異なる場合があるため、個別公告を確認します。
ISOを取得すれば落札できますか?
ISOは評価項目の一つであり、落札を保証するものではありません。入札価格、施工実績、工事成績、配置予定技術者、地域貢献などと合わせて総合評価されます。
取得までどのくらいかかりますか?
当社では、ISO9001・14001の同時取得について、最短4か月を目安に支援しています。ただし、会社規模、対象拠点、準備状況に加え、審査機関の予約・混雑状況によって認証取得時期は前後します。最短4か月での取得を保証するものではありません。
すでにISOを取得しています。維持支援だけでも相談できますか?
はい。内部監査、順守評価、マネジメントレビュー、文書改訂、審査準備など、取得後の維持・改善も支援します。
Free consultation
御社にとって、同時取得は本当に得か。
無料相談では、参加している案件や現在の主観評価点を確認し、9001・14001同時取得による入札上の効果を一緒に整理します。すでに一方を取得済みなどの事情がある場合は、単独取得も個別に検討します。